ブータン紀行(4/28)

 インドにいる間にブータンへ行きたいと思っていたら、チャンス到来。大学の同窓会有志のブータンツアーに現地参加させてもらった。
 ビシャカパトナムからコルカタまで国内線(プロペラ機)で2時間、コルカタで1泊して翌朝ブータン国営航空のエアバスで、唯一の空港のあるパロまでは50分のフライトだった。コルカタ付近はもやがかかっていたが、途中機長のアナウンスがあり、エベレストとマカルーカンチェンジュンガが見えた。そのうちにエアバスは高度を下げたが、山の尾根の間の狭い谷をアクロバット飛行のようにすり抜け(目の高さに家が見える)、S字カーブを描いてパロ空港に着陸した。世界でも有数の着陸のむずかしい空港らしい。


Youtubeより(着陸シーン)
http://www.youtube.com/watch?v=EhEKl4anJkU


 空港ターミナルはブータンの伝統的な建築様式でとてもきれいで、背後にうっすら雪に覆われた山とゾン(城)も見えるし、飛行機からターミナルまでの間に10枚位写真を撮ってしまった。コルカタの雑踏から来ると、本当に別世界だった。

(パロ空港)

 ツアーご一行様は翌日到着のため、郊外のお寺を見物して、アーチェリーの試合を見て、パロの目抜き通りを一往復して、丘の上の立派なホテルにチェックインした。谷には棚田がつくられ、リンゴ畑ではリンゴの花が咲き、信州の春みたいな感じだった。


(パロのゾン)