中秋の名月(9/15)
S先生が日本へ帰られたあと、こんどはビシャカパトナムに拠点をもつ日本のNGO「ソムニード」が支援する村を見学させていただいた。
アンドラプラデシュ州北部、オリッサ州との境のすぐそばの村に立派な研修センターがあり、そこに泊めていただいて、プロジェクトを実施している周辺の村を訪問した。
丘陵地の小さな谷の奥にあるいくつかの村で、植林やため池のメンテナンス、斜面の土砂流出対策などを村の人たち自身が立案して実施するのを支援しているそうだ。
(棚田と里山)
(村のようす)
研修センターは村からも遠く離れた田んぼのまん中にあり、1日1本のローカル列車が通過したあとは、東の山から満月が昇り、庭先でホタルが飛び回っているだけの本当に静かな夜だった。
(研修センターからのながめ)
※4日間携帯も固定電話もインターネットも使えなかったが、ビシャカパトナムに戻ってからあれが中秋の名月だったことがわかった。